2005.05.10


今日はもとはれさん「ラムエア・ダクト」を取り付けに、Arrows まで来てくださいました。 ということで・・・もとはれさんのクルマを題材にさせていただいて、ラムエア・ダクトの取り付け方を説明していきたいと思います。 DIY 派の皆さんは必見ですよ!(笑)


まずはキット内容を確認しましょう。 左の大きなのが「ラムエア・ダクト本体」です。 真ん中の四角いのが「カバー・パネル」、右の白い紙が「型紙」です。 


     

左の写真が「型紙」で、右がボンネット裏側です。 「型紙」に描かれているキリトリ線を、ボンネット裏側にマジックで写すのが最初の作業となります。 「型紙」とボンネット裏側のそれぞれの色の矢印の部分を合わせて、テープで止めると・・・


     

左の写真のようになります。 「型紙」に描かれているキリトリ線をボンネット裏側に写すと右の写真のようになります。 あとは、このキリトリ線に沿って裏骨をカットしていけば良いわけです。


     

ハンド・タイプのグラインダー防護メガネを用意しましょう。 金屑が飛びますので、防護メガネは必ずしてください。 またエンジン・ルーム内に金屑が入らないように新聞紙などで覆いましょう。


     

慎重にグラインダーで裏骨をカットしていきます。 特に赤円で囲った部分は、裏骨とボンネット表板とのクリアランスが非常に狭いので、ボンネット表板に穴を空けないよう注意が必要です。


     

カットした裏骨は赤丸で囲われた部分で接合されています。 軽く捻ってあげれば取ることが出来ます。 キリトリ線の部分をカットしたのが右の写真です。 青円で囲った部分も金切りバサミなどでカットします。


     

裏骨を全てカットした状態が左の写真です。 ここにカバー・パネルを当ててみて、きちんと収まることを確認します。 収まりが悪い場合は、裏骨を更にカットしてください。 カバー・パネルが収まることが確認できたら、カバー・パネルの‘シロ’の部分をハサミでカットして形を整えます。 形を整えたら、ボンドを使って貼り付けましょう。 最初、G17 などのボンドで貼り付け、隙間が出来たところにアロンアルファなどの瞬間接着剤を流し込むと、早く綺麗に仕上がります。 いきなりアロンアルファで貼り付けようとしても、上手くいきませんから気を付けてください。


これでカバー・パネルの取り付け完了です。 次はラムエア・ダクト本体の取り付けです。


     

ノーマルのエアクリーナー・ボックスを固定しているボルトのうち、赤円で囲った2つのボルトを外します。 これにより、ラムエア・ダクトをエアクリーナー・ボックスの吸気口に差し込む時に作業がし易くなります。


     

もとはれさんのクルマはフロント・レインフォースが外されているため、バンパーを外すことなく左の写真のようにラムエア・ダクトを隙間から入れて取り付けることが出来ます。 ラムエア・ダクトをフロントバンパー・ダクト裏側とノーマルのエアクリーナー・ボックスの吸気口に差し込みます。 あとは、先ほど外した2本のボルトを取り付ければ完成です。


ラムエア・ダクトの取り付けは、Arrows で販売しているフロントバンパー・ダクトを装着していることが前提となりますが、雨の進入などが気になる方にはフロントバンパー・ダクトを装着せずに取り付けても良いかもしれませんね。(この場合、吸気温度を下げることは出来ますが、ラムエア効果は得ることが出来ません。 また、取り付けにはフロント・レインフォースを外す必要があります。) どうです? 参考になりましたか? DIY チャレンジャーのみなさん、頑張ってやってみてくださいね! もちろん、Arrows での取り付けも承ってますのでご相談ください。  



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